小児歯科 症例①
- 2022年3月24日
- 一般
こんにちは。
暖かくなってきましたね。
まん延防止等重点措置も解除され、桜もそろそろ咲きそうです。
当院には小児用チェアがあり、お子様の来院も多いです。
よくお問い合わせでもある症例をいくつがご紹介します。
①着色汚れ
お茶やカレー、ソースやケチャップなど日頃の飲食でステインという汚れが歯に付着します。
子どもは研磨剤の入っていない歯磨き粉を使用していることも多く、見た目が気になると来院されるケースがあります。
お家での歯ブラシは細かく丁寧に動かすととれやすいですが、取れなければ歯科でのクリーニングがおすすめです。
とってもきれいになります。
着色があると歯垢や初期虫歯もみえづらいので、気になっている方はいつでも来てくださいね。
なお、口呼吸のお子様は口腔内が乾燥しやすいので着色もつきやすいです。
②癒合歯(ゆごうし)
隣同士の歯と歯がくっついて1本の歯のようになったものです。
乳歯の前歯に多く、1歳半健診で指摘されることが多いかと思います。
原因は不明といわれています。
癒合歯は歯と歯のくっついているところが虫歯になりやすいです。
また永久歯の数や大きさはレントゲンを撮ってみないとわかりませんが、くっついているので永久歯2本分の十分なスペースがなく、
歯並びが悪くなる可能性や、抜ける時期が遅くなり抜歯が必要になったりします。
気づいたら早めにシーラントで溝を埋めたり、フッ素塗布して、経過観察していきましょう。
なお、上唇小帯や舌小帯も健診で指摘されますが、当院ではレーザーでの治療もしています。
メスで切ったりすることもないのでいつでもご相談ください。
こどものレーザーの症例は次回紹介します。