岸里まとば歯科クリニック|岸里玉出駅より徒歩5分の千本南にある歯医者

〒557-0055 大阪府大阪市西成区千本南1丁目16−8
06-4398-1111
WEB予約
ヘッダー画像

ブログ

岸里まとば歯科クリニック ブログ 小児歯科 症例

小児歯科 症例②

こんにちは。

前回に続き、小児歯科の症例をまたご紹介します。

お問い合わせで多いものに、生え変わりのご相談があります。

生え変わりは一般的に6歳前後からです。

永久歯が生えてきて乳歯の根っこに当たると、根っこが溶けてグラグラし始めます。そして乳歯が抜けて永久歯が下から生えてきます。

自然に抜けた乳歯は根っこがなくなっていて、抜けたところには永久歯が見えている、というのが理想の生え変わりです。

この症例は乳歯が抜けてから半年永久歯が生えてこず、来院されました。(6歳)

上の左右の前歯です。

レントゲンで永久歯はちゃんとあることが確認できました。

永久歯が生えるための上顎の成長が伴わず、十分な場所がないために生えてこないことがほとんどです。

時間の経過とともに生えてはきますが、その場合は場所がないため本来の場所や向きでなく生えてくることになります。

従来はメスで切っていましたが、当院ではレーザーでの処置で対応できます。

レーザーで処置したところです。

麻酔をして、数分で終わります。

その後の経過です。

半年生えてこなかったのに処置後すぐに生えてきました。

場所がないために生えてこないのではなく、時間が経っても自分の力では生えてこれないこと(埋伏歯)、先天的に永久歯がないこと(先天性欠損)もあります。

また間違った方向で永久歯が生えることで違う歯の根を溶かしたりしてしまうこともあるので、生え変わりの前にレントゲンを撮ることをオススメしています。

レントゲンをとると、どの状態なのかが正しく診断でき、早期の対応ができます。

なかなか乳歯が抜けない、抜けていないのに後ろから永久歯が生えてきた、生えてきた永久歯の場所や向きが気になる、などなんでも気軽にご相談ください。

また、舌小帯や上唇小帯もレーザーで治療できます。従来だとメスで切って縫わないといけなかったのですが、レーザーだと出血も少なく縫わなくてもよいので、お子様の負担が少ないです。

指摘されたことがある方はぜひお話聞きにきてくださいね。…

小児歯科 症例①

こんにちは。

暖かくなってきましたね。

まん延防止等重点措置も解除され、桜もそろそろ咲きそうです。

当院には小児用チェアがあり、お子様の来院も多いです。

よくお問い合わせでもある症例をいくつがご紹介します。

①着色汚れ

お茶やカレー、ソースやケチャップなど日頃の飲食でステインという汚れが歯に付着します。

子どもは研磨剤の入っていない歯磨き粉を使用していることも多く、見た目が気になると来院されるケースがあります。

お家での歯ブラシは細かく丁寧に動かすととれやすいですが、取れなければ歯科でのクリーニングがおすすめです。

とってもきれいになります。

着色があると歯垢や初期虫歯もみえづらいので、気になっている方はいつでも来てくださいね。

なお、口呼吸のお子様は口腔内が乾燥しやすいので着色もつきやすいです。

②癒合歯(ゆごうし)

隣同士の歯と歯がくっついて1本の歯のようになったものです。

乳歯の前歯に多く、1歳半健診で指摘されることが多いかと思います。

原因は不明といわれています。

癒合歯は歯と歯のくっついているところが虫歯になりやすいです。

また永久歯の数や大きさはレントゲンを撮ってみないとわかりませんが、くっついているので永久歯2本分の十分なスペースがなく、

歯並びが悪くなる可能性や、抜ける時期が遅くなり抜歯が必要になったりします。

気づいたら早めにシーラントで溝を埋めたり、フッ素塗布して、経過観察していきましょう。

なお、上唇小帯や舌小帯も健診で指摘されますが、当院ではレーザーでの治療もしています。

メスで切ったりすることもないのでいつでもご相談ください。

こどものレーザーの症例は次回紹介します。…

TOP